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「ブログ連続書き込み日本一の人形店」

「京雛 京甲冑の品揃え 全国屈指の人形店」

人形の石川の理念

「伝統と品質にこだわる老舗人形店。あなたの心に残る、特別なお人形をお届けいたします。」

 

さて、昨日までは、雛人形の仕込み、仕入れについて書かせて頂きましたが、

今日からは、五月人形の仕込み、仕入れについて書かせて頂きます。

雛人形同様に有名作家さんの元へ行って来ます。

京都の五月人形=京甲冑と呼ばれ、

ごく数人の作家さんによって作られています。

特に、「洛冑会」(らくちゅうかい)と呼ばれる、

腕利きの職人さんだけで形成される会があります。

平安一水氏、粟田口清信氏、平安武久氏の3人です。

それぞれの工房へお邪魔して来ます。

何せ、全国の人形店の中でも京都に行く回数は、トップクラスですので。

今日は、平安一水さんの工房のお話です。

工房見学と来年の五月人形の打ち合わせもしに行きました。

工房では、兜の鉢の叩き出し、写真のような、兜の後ろ、𩊱(しころ)の形成、

面頬の叩き出し、脛当てに、威し、

その部材に、道具まで、細かく細かく見学させて頂き、

たくさんのお話を聞かせて頂きました。

上の写真、右上が鉄を切り出した状態、

それから、穴をあけ、波をつけて、左のように金箔を貼って仕上げます。

すべて、手作業です。

一気にがっちゃんとプレス機械で出来る時代ですが、

微妙な調節、出来上がりの綺麗さ、重厚さのために手作りにこだわっています。

五月人形、特に兜の特徴でもある威しの色目。

正絹の糸を穴に通してかがって行きます。

写真の右と左、実は同じ色の糸を使用しています。

右は金箔を貼ったものに、左は漆を塗ったものに。

金と黒に同じ色をかがっても、

こんなに雰囲気が変わるのです。

端午の節句に使用する、五月人形。

縁起物ですので、縁起のいいものでと人形の石川は考えています。

当店は、どちらの仕様の兜をこしらえて頂こうか?

これは悩みます。

2月下旬には、店頭に並びます。

 

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岐阜県大垣市 老舗節句人形専門店

人形の石川 

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