お雛様の仕込みも佳境です。
お雛様の着物選びなどほぼ終了しました。
最近の着物は安価にするために、出来るだけ手をかけずに作られています。
そんな中で、今年は、
「高価な着物」にあえてチャレンジしました。
まず、糸は本正絹。
最近は正絹といいつつ、化繊の糸と混合のものがあります。
また、糸の番手も太く、柄の荒いものがあります。
本正絹で、糸も細く、先染めで何度も染色した、高価な着物を仕立て、雛人形に着せました。
全然輝きが違います。
これなら、30年いや50年、100年は色落ちせず、しかも型崩れしないような仕立てになりました。
それと同じ着物で、三人官女も仕立てました。
超豪華な三段飾りに。
今年の、最高の三段飾りになると思います。
興味ある方はぜひ、お越しいただいて、ご覧ください。
人形の石川 四代目