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「ブログ連続書き込み日本一の人形店」
「京雛 京甲冑の品揃え 全国屈指の人形店」
人形の石川の理念
「伝統と品質にこだわる老舗人形店。あなたの心に残る、特別なお人形をお届けいたします。」
今日は敬老の日
長寿大国日本
たくさんのお祝いがされる日
皆様のご家族にもご長寿のお祝いをされる方、
おじいちゃん、おばあちゃんとして感謝される方、
色々な方がお見えになると思います。
また、各町内や自治体、
その他の団体、敬老会などでもお祝いや記念品が贈られる方も。
健康でいつまでも元気に
そんな言葉がたくさん飛び交う１日だと思います。
ここで、ちょっと素敵なお話を１つ。
以前、９月のちょうどこの時期に
１人の男性の御来店がありました。
年は、７０歳ぐらいの方です。
雛人形が欲しいとご来店されました。
９月のこの時期は、先日のブログにも書いたように、
例年１０月２０日ごろから始まる、
新作雛人形展示即売会の準備で、店内は段ボール箱がたくさんあり、
まだまだとても見て頂ける状態ではありません。
そんな中で雛人形をと言われましたので、
丁寧にご説明し、１０月２０日過ぎにまた、ご来店されることをお勧めさせて頂きました。
すると、今、見られるもので、何かいいものがないかと言われました。
何やら焦ってお選びになるような感じでした。
こちらは、てっきり初節句のお孫さんの雛人形だと思っていましたので、
慌てなくても大丈夫ですよとお話しました。
すると、
家には、男ばかりで、子供も男２人、孫も３人とも男。
女は、うちの家内と嫁さんとしかいない。
家内の雛人形もない。
雛人形というものを何十年と飾ってない家なんです。
家内が「いつか雛人形を・・・」そんなことを言っていた。
敬老の日もあり、今までのお礼でもあり、長寿のお祝いでもあるので、
家内に雛人形をプレゼントしたい。そんな気持ちでお店に来たのですと。
とても素晴らしいお話とその行動に感動し、
雛人形を１対、屏風と雪洞と緋毛氈で床の間に飾るように、誂えさせて頂きました。
後日、なるべく早めに雛人形セットをお届けしました。
飾るのは年明けの節分過ぎでまだ、５ヵ月近くあるのですが、
お祝いということで、お届けさせて頂きました。
旦那様のお話をさせて頂き、お祝いと感謝の気持ちを伝え、
お人形だけ見て頂こうと、お人形の箱を開けました。
奥様の目には涙。当然です。こんなうれしいことはありません。
また、上品で綺麗な雛人形らしい古典的なもので、
その綺麗さにも感動されていました。
「ずっと大事にします。」そう涙ながらに簡単にお話されました。
月遅れのひな祭りと、重陽の節句で後の雛として飾ることなどお話し、
見て、飾って楽しんでくださいと伝えました。
こんな素敵な方もいます。
女性のあこがれの姿でもある雛人形。
お祝いでお送りされることもしばしばありますよ。
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大正３年（１９１４年）創業
老舗節句人形専門店
人形の石川 岐阜県大垣市郭町東ブラツキ街
