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「ブログ連続書き込み日本一の人形店」

「京雛 京甲冑の品揃え 全国屈指の人形店」

5月10日から6月10日まで

大垣まつりミニチュア軕 展示中

 

人形の石川の理念

「伝統と品質にこだわる老舗人形店。あなたの心に残る、特別なお人形をお届けいたします。」

 

来年の雛人形の仕込みのお話第2弾です。

今日は、まずは写真から。

平安天鳳作 有職雛 鳳凰丸文の雛人形です。

お殿様、お姫様とも同じ文様で着物の色違い。

同じ文様の色違いの雛人形ってありそうで、実は少ないのです。

お殿様の着物の量と、お姫様の着物の量は全然違います。

全部の量ではお姫様の方が多いのですが、

お殿様の着物とお暇様の一番上の着物(唐衣:からぎぬ)がメインで、

その着物の量は断然お殿様の方が多いのです。

同じ量の着物を織ったとしても、お殿様の方が少なくなり足りなくなります。

かといってお姫様の着物をお殿様に合わせてたくさん織ると、

今度は何組も出来てしまい、その塩梅が難しいのです。

そう言った部分を展示会、見本市で見抜く力も、

人形店の仕入れ担当、または、バイヤーには必要なのです。

ですから、こういう新作は貴重でありがたいものなのです。

また、色柄もよく、雛人形らしくなっています。

鳳凰は、天皇陛下の黄櫨染御袍にも織り込まれています。

幸せの象徴の鳥です。平和な時しか飛んで来ないと言われています。

桐の中に住み、竹の実を食べる。天皇陛下の御紋「桐竹鳳凰文」があるのです。

鹿苑寺金閣寺、宇治平等院にも飾られています。

そんな神聖な鳳凰を綺麗に織りこまれ、その着物の色合いも

濃くなく、淡くなくとバランスのとれた色です。

こんなお人形は、こんな屏風に。そんなイメージがもう湧いています。

 

新作 有職文様 鳳凰丸紋雛

作家 平安天鳳

サイズ 京十番(70㎝から80㎝ほどの幅の台に飾ります)

 

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岐阜県大垣市 老舗節句人形専門店

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