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大蔵ざらえ市（お店にて）
五月人形の兜の製作風景などを
何回かブログで紹介いたしました。
特に重点的に「威し（おどし）」について紹介しております。
金具や装飾などはきらびやかで分かりやすいですが、
この威し、糸で地道に編んで行くもので、
多いものは一領の鎧で、１００００以上の穴を通します。
丁寧に編んで行くと、１つの鎧で１ヶ月ほどかかるものあります。
糸は１０００ｍ以上も使用するもの。
今回は鎧の大袖、肩からぶら下がるものをご紹介いたします。
鎧のこの部分です。
この状態に糸を編んで行きます。
穴数は片方だけで５００以上あります。
５００回糸を通します。
ちょっと大きな鎧になると糸はこの部分だけで１０ｍ以上使用します。
こうして作られる五月人形。
お子様の守護神として役目を果たすために、
職人さんは、がんばって製作しているのです。
もうすでに来年の端午の節句に向けて、
製作を始めています。
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起縁（ぎえん）プロジェクト
お子様の幸せと健やかな成長を願うために飾られる節句人形。
起縁プロジェクトはこの伝統的なお人形を節句時だけではなく、
受験や発表会などの成功祈願や健康祈願など、日々の暮らしのなか
でも「願掛け」「縁起物」として飾ってもうらうことを推進する活動です。
節句人形と文化を未来に伝えて行くことを目的としています。
こちらから動画（短編）を見ることも出来ます。
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