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昨日も来店、御成約頂き、

 

心よりお礼申し上げます。

 

雛人形選びが佳境のように思えます。

 

ぜひお早めに。そしてなるべく「平日」にご来店くださいませ。

 

雛人形の作りの違いについて。

 

こんなところでお値段が変わって来ます。

 

お殿様

靴下のような、足袋のような、「しとうず」を履いています。

 

こちらは履いていません。

袴もずれているような・・・作りが雑です。

 

後ろ姿

石のようなものがついている革ベルトがあります。

「石帯(せきたい)」です。

魚袋(ぎょたい)と呼ばれるものがぶら下がっています。

 

白い袴のような「裾(きょ)」も背縫いがあります。

 

石も魚袋も背縫いもないものです。

簡素化でコストダウン?されたものです。

 

お姫様

十二単の後ろ

綺麗な末広がり。6枚の縫いがちゃんとされています。

 

形が…

真っすぐに裁断れています。縫いもなく、手間が省かれています。(収納タイプやガラスケースのお雛様に多い作りです)

これが十二単?そう言うのがおかしい作りです。

 

十二単の袖

五色の「五つ衣(いつつぎぬ)」と言われる部分です。

綺麗なピッチです。ちゃんと袷(あわせ)と言って、裏地があります。1mmほどずれて見えるのがその証拠です。

一番右手の赤い着物は単衣(ひとえ)と言い、袷がないものです。肌着の上に着るものです。

 

五つ衣に袷がありません。すべて単衣と同じ作りです。

もう十二単とは言えません。

 

雛人形選び、こんなところはすぐに分かりますので、

 

良くご覧くださいませ。

 

ちゃんと作られていてもお値段はそんなに高くないものもあります。

 

逆に疎かな作りでお値段がするものがあります。

 

ご注意を。

 

 

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