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「ブログ連続書き込み日本一の人形店」

「京雛 京甲冑の品揃え 全国屈指の人形店」

年末年始の営業について

年末は12月30日まで

(ご希望により31日の午前中は営業いたします)

年始は1月2日より

※大晦日、元旦のみ休業となります。

 

今日は十二単について書かせて頂きます。

十二単は俗称で、正式名称は「五衣唐衣裳(いつつぎぬからぎぬも)」と言います。

下の写真を見てください。

五衣は襟元、お袖の五色のグラデーションのことです。

唐衣は、一番上の豪華な衣装です。

裳は最後に締める、後ろに広がったものです。

十二単は肌着のようなものの上に、単衣(ひとえ)を着て、

その上に、五衣、表着、唐衣と着て行きます。

単衣は、一枚の薄い着物です。

五衣は裏地のついた着物です。ここが大きく違います。

この十二単、雛人形では当たり前なのですが、

十二単ではないのに、十二単と表示したり、十二単として販売されているものがあります。

しっかりと見ると違います。また、正直にお値段の差にもなっています。

どこが違うかと言いますと、

まずは見てわかる襟元。

上の写真の襟元は、1枚ずつ裏地がついています。下の写真のものは裏地がありません。

次にお袖

上の写真のものは五衣に裏地がありません。

しかも枚数は4枚。(一番下のものは単衣です。数に入れません)

下の写真のものは、裏地も付いて、5枚ちゃんと着ています。

こんなところを見て頂くと、雛人形選びのご参考になるかと思います。

十二単。「五衣唐衣裳」と呼ばれる、ちゃんとしたものを伝え残して行きたいです。

 

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