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雛人形の選びのご参考にと思い、

今日から数回、雛人形の意味について書かせて頂きます。

ぜひ、お読みください。

 

「あこがれの姿、美しい女性への願い」について

雛人形のお姫様は十二単を着ていることは皆様、ご存じでしょう。

十二単を着ているということは、成人した女性を意味しています。

雛人形は産まれたお子様に初めての節句を迎えるにあたり準備します。

それから何年か飾り、お祝いします。

産まれたばかりの赤ちゃんに十二単を着た成人した雛人形を飾るのです。

将来こんな綺麗に育ってほしい。無事に成人を迎えてほしい。

素敵な縁に恵まれてほしいなどの意味があるからです。

このように将来、未来の予想図をお祝いすることを「予祝」と言います。

あらかじめお祝いすること。春の桜の花見もそうなんです。

満開の桜が垂れさがるほど稲穂をイメージされ、

これから始まる田植えから稲刈りまで、

そして豊作を願っての前祝いなのです。

そんなために雛人形は用意され、飾られるのです。(続く)

 

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