只今、来年度のお雛様の仕込み中です。
着物や素材にこだわって、来年度のお雛様を仕込んでいます。
下の写真は、今年の目玉になりそうな、お雛様です。
京都の山口美術織物の着物を着たお雛様です。
山口美術さんは、映画「大奥」「さくらん」などの内掛けや着物を手がけられました。
大奥の内掛けの実物を見ましたが、本当に綺麗でした。
今度の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」にもたくさんの着物が出てくるので楽しみです。
非常に細い経糸を使い、軽く丈夫に仕上げられたお雛様です。
普通は経糸は2,3本を撚って強くし、織りますが、1本しか使っていないので、軽くしなやかになります。
見た目の柄の出方も経糸に邪魔されず、織り込んだ横糸によって綺麗です。
全国各地でそんなにみられるような代物ではないお雛様です。
11月20日くらいから当店で展示予定です。ぜひ一度その美しさをご覧下さい。
人形の石川