人形はお顔が命ともいわれています。

ですが、お顔はお好みでお選びください。

雛人形はお着物によってお値段が変わってきます。

本当のお値段の違いは着せ方です。

お着物仕立てから、着せ方が全然違います。

よく見てください。

詳しいことは当店スタッフまで。

手仕事

お店に飾る一つのお人形を選ぶのに、中には数カ月も悩み、職人さんに無理を言ってこしらえて頂くこともあります。お人形の着物、お顔、小道具、そして屏風など、すべてにこだわり、妥協をしません。その大切なお人形が一流の職人さんの元から届いたら、一つ一つ心を込めて、丁寧に店内にお飾りいたしております。

糸を染める染色屋さん、着物を織る機屋さん、その着物を着せ付ける人、屏風を作る人、雪洞を一枚ずつ貼り付ける人、たくさんの人が一生懸命、手をかけ出来上がった雛人形。そんな人達の手仕事を大切に大切にしています。機械ではできない仕事ばかりです。職人さんの「手」それは日本の宝なのです。

手仕事には心があり、その心は美しく、また純粋でもあります。いいものを作りたい。その純粋さが素晴らしいものを産んで行くのです。

つくりを見る

平安貴族の束帯、十二単衣を再現されたものが本仕立てと言われます。お殿様は束帯、お姫様は十二単衣をまといます。

十二単衣

一番上から唐衣(からぎぬ)
表着(うわぎ)
五衣(いつつぎぬ)…これがグラデーションの部分
単衣(ひとえ)
合計8枚(下着を入れると9枚)が本式です。

六枚仕立

着物は前身頃(左右)、後身頃(左右)、おくみ(左右)の六枚仕立。 一枚ずつ裁断し、縫製し、着物を仕立てて行きます。下に重ねるものもすべて同じように作って行きます。

石帯

正装時に、はだけない様にするために、ベルトのようなものをしたのが石帯(せきたい)。革製のベルトに、石をつけたものが正式。右腰部に石帯を通して下げるのが魚袋(ぎょたい)。身分上位のものは、金の魚袋を下げます。

腰紐

袴を履くときに、腰紐でしっかりと結びます。その腰紐がちゃんと処理してあるものが本式。袴の文様も市松文様が正式。また、足袋、しとうずと呼ばれるものもちゃんと履いています。

  • 女雛 十二単衣

  • 女雛 着物

  • 男雛 石帯

  • 男雛 袴

大きさにとらわれない

お母さんが毎年飾りたくなるようなワクワクするいい人形、気にいった人形をお選び下さい。大きさではなく、お人形主体でお考え下さい。

1ヶ月ほどしか飾らないのでそのときだけ場所を作っていただいて、お飾りして下さい。大きさではなく、気に入ったお人形を選んでほしいのです。

人形の石川オリジナルのお雛様がございます。全国各地を探しても見あたらない、大変貴重なものです。世界にたった一つしかないお雛様をご覧ください。また、一回りも二回りも大きい立派なお雛様がございます。大きいと仕立てが綺麗です。職人さんのお話ですが、小さい人形は指が入らないところがあるので、綺麗に作り難い。仕立ての綺麗なお雛様は型崩れせず、本当に長持ちします。とおっしゃっていました。

ご来店するなら平日がベストです

組み換えなど楽しみたい方は、平日がよろしいかと思います。旦那様がお仕事で平日は来れない。そんな方は、おばあちゃんと一緒に平日にお越し下さいませ。雛人形は女性の感覚でお選びいただいている方がほとんどです。旦那様は余り口を出されません。(五月人形は、旦那様が主体です)平日に、組み換えをして、ある程度完成させましたら、お写真をとって、旦那様にご確認していただいても結構ですし、後日、もう一度、一緒に見に来られても結構です。(あまり日にちをおかれますと、一品ものばかりですので、無くなってしまう場合が多々あります)

どうしても土日は大変込みあいますので、納得の行くご説明、組み換えが出来ない場合がございます。ですから平日にお越しいただくのが、いいかと思います。赤ちゃんの調子もありますので、午前中か午後一番くらいがいいかと。

お子さんが大きくなったときにいっしょにお飾りできるように

おひな祭りは、女の子の大切な日です。そのための準備として、お雛様をお飾りします。お子さんが、年長さんや小学生くらいになられたときに、お雛様を選んだエピソードをお話しながら、いっしょにお飾りしてください。お母さんの思いを伝え、物を大切にする心、日本の文化にふれ、優しい心を育んでください。そんなお雛様をぜひお選び下さい。

ガラスケース物でも結構ですが、お雛様を飾るのは約1ヶ月ほどです。そんなにほこりも、汚れもつきません。ガラスケース物ではなく、お飾りできるものをお勧めします。

組み換え

雛人形はお顔が命ともいわれています。ですが、お顔はお好みでお選びください。雛人形はお着物や着せ付けによってお値段が変わってきます。本当のお値段の違いは着せ方です。お着物仕立てから、着せ方が全然違います。よく見てください。詳しいことは当店スタッフまで。

お人形はもちろん(殿と姫は必ずご一緒ですので)、台、屏風、道具、お花、雪洞(ぼんぼり)など自由に組み合わせできます。世界にひとつだけのオリジナルのお飾りを作ってください。1000万通りの組み合わせが「人形の石川」ではできますが、そんなに種類があると迷ってしまいますので、ある程度、スタッフからアドバイスさせていただきますので、ご安心下さい。

購入時期と飾る時期

11月20日より新作お雛様を展示いたしております。一品ものばかりですので、なるべく早めに見ていただいたほうがいいのです。年内に購入し、お正月までにお飾りされる方も見えます。お正月にお披露目していただいても結構です。また、12月中に購入いただいても、すぐにお飾りしなくても結構です。いつでも配達、お飾りできるように準備いたしますので、12月中に購入いただき、1月20日過ぎの配達、お飾りでも結構です。

飾る時期は節分を目途にしてください。遅くても2月中旬くらいまでには、お願いしたいです。余り遅いと、せっかくのお雛様が可哀想ですので。

こんなお飾りもできます。

ご予算に応じて、しっかりと対応いたしております。

長く飾っていただくには、いい作りのひな人形が理想です。ご予算があってどうしてもとおっしゃられる方には、お殿様とお姫様だけにされて、屏風も台も道具もなしで、掛け軸またはタペストリーで人形の後ろをかざるだけの方もみえました。本当にいいお人形は結構なお値段がします。(三段飾り1つ分は十分にします)雛人形と掛け軸でシンプルですが、本当に素晴らしいお飾りができます。何なりとご用命ください。

また、お道具も写真のように、しゃれたものもございます。

源氏物語に出てくる貝合わせ、百人一首などお子さんがおおきくなったときにお勉強に役立つものもございます。お道具選びも面白いものですよ。

ストアブランド

お子様が大きくなったときに、聞かれることがあります。

「どこのお店で買ったの?」

人形の石川ではその言葉にお答えすべく、100年以上の歴史を尊び、お客様にご満足して頂けるお人形をと考えております。

お子様が大きくなったときに、「老舗の人形の石川で買った」と自信を持って言って頂けます。

創業100年以上のお人形店は、岐阜県ではもちろん、東海地方でも大変珍しいからです。

お人形選びも大切ですが、どこのお店で買うのかも大切にしてください。

雛人形選びの一つのポイントにしてください。