男の子のお正月飾りです。(お正月飾りは、女の子は羽子板。男の子は破魔弓です。)
弓で邪気をはらい、矢で魔を射る。
雄々しく、力強く、健やかに育つてと願いを込めて破魔弓は飾られています。
12月上旬又は12月中旬くらいにお飾りください。1月15日を目途に仕舞ってください。また、装飾等も綺麗ですので、1年中飾っていただても結構です。
初節句のお祝いの際には、五月人形に一緒にお飾りします。
男の子のお正月飾りです。(お正月飾りは、女の子は羽子板。男の子は破魔弓です。)
弓で邪気をはらい、矢で魔を射る。
雄々しく、力強く、健やかに育つてと願いを込めて破魔弓は飾られています。
12月上旬又は12月中旬くらいにお飾りください。1月15日を目途に仕舞ってください。また、装飾等も綺麗ですので、1年中飾っていただても結構です。
初節句のお祝いの際には、五月人形に一緒にお飾りします。
弓には武勇を表し、さらに邪悪をはらい、目に見えない精霊を退散させる力あるものという意味と、人間には知ることのできない方向と距離を判定する占いの用具としての意味があります。
したがって神社などでは平安のころから、魔除けの意味での破魔弓神事や、年占い神事が行われていました。「はま」は弓矢で射る的、もしくは的射の競技を意味する語で、のちに「破魔」の字をあて、魔を射る矢と解されるようになりました。
これらの神事が一般の人々の間に広まり、現在のように装飾品として飾られるようになったのは鎌倉時代からだといわれています。そのころから、特に城下町を中心に武家や町人の間に、男児の初正月の祝いに破魔弓を贈る習慣が生まれました。
江戸時代に入ると破魔弓は、飾り物・贈り物として盛んとなり、正月の飾りの代名詞としての地位を確立しました。
その気持ちはいまも変わらず受け継がれ、男児の初正月には、雄々しく、力強く。健やかに育てとの願いをこめて破魔弓は飾られています。
意外と知られていない矢の羽。代表的な種類を紹介します。
キジ科。
首もとの羽根は白地に藍色の柄があり、その美しさから、高級品として破魔弓飾りに多く用いられています。
キジ科。
橙地に青黒い横縞の羽根が特徴です。
ガンカモ科。
手羽先の固い部分の羽根を使用しています。
最近は一番主流となっています。弓太刀の弓の羽根にも多く使用されています。
フクロウ科。
羽根が大変柔らかいのが特徴です。灰褐色地に黄白色や褐色の斑点があります。
フクロウは飛び立つときに、羽ばたく音がしません。
羽根に生えているうぶ毛や、翼の形に特徴があり、さらに羽根が柔らかいからです。
雉の手羽の部分を使用しています。
淡い茶色の縞が美しい羽根です。
雉は国鳥に指定されています。
東西南北の四神を表します。
青龍 家運隆盛
白虎 夫婦円満
朱雀 平安招福
玄武 繁栄長寿
万葉の昔から最高位の色とされ、五行思想・仁義礼智信を表します。
生まれ生ずる力・生命力の源
何事にも動じない心・希望
強靭な心
尊厳・人を尊ぶ心
広い心
六徳を表します。
直な心
思いやる心
汚れのない心
家族・兄弟を大切にする心
偽りのない心
穏やかな心・平和な心
七福神を表します。
海上・漁業・商売繁盛の神
仏教の守護神。戦闘神・念怒神、後に厨房神となる
北方世界の守護神 金運財宝を守る神
音楽・弁才・財福などを掌る女神
家庭円満の神
多くの鶴を従える幸福の神
鹿を連れた長寿の神