つるし飾り

お雛様の横や天井などにお飾りいたします。

つるされているものは、お子さんにとって勉強になるものがいっぱいです。食べ物の名前を教えたり、色を教えたりと。

それ以外にも、食べ物は将来、食べ物に不自由しないように。赤色は、日本の代表的、伝統的な色。金魚もそうですね。…そんなお飾りの説明書もお付けいたしております。

最近は、お祝いにプレゼントされるご親戚の方が大変多くなりました。

つるし飾りについて

つるし飾りの発祥は伊豆稲取です。その地域では「つるし飾り」と呼びます。

決して「つるし雛」や「吊るし雛」「吊るし飾り」と言いません。また表記もいたしません。

つるし雛とは雛人形などをつるしという意味で、お人形をつるすことは縁起でもないのでそのような表記は正しくはありません。

また、漢字で「吊るし」と書くことも縁起がよくないため、いたしません。

全国的に最近ブームではございますが、発祥の地、伊豆稲取の方に失礼かと思いますので、正しい表記のお店でご購入等お願いいたします。

伊豆稲取の方にとっては大変な縁起物です。表記にはくれぐれもご注意くださいませ。

つるし飾りのいわれ

手毬(てまり)

家族の幸せ。人の輪。角がなく和やかな心。

でんでん太鼓

子守唄に使います。よく眠れますように。

さるぼぼ

厄が去る。

おくるみ

風邪をひかないように。

巾着

物やお金に不自由しないように。

早く読み書きができますように。

金魚

日本の魚。赤は魔除けの色。

座布団

早くお座りができますように。

つばめ

子孫繁栄。

うさぎ

呪力があり神のお使いともいわれています。

団子

食べ物に困らないように。

市松人形

雛人形をお迎えする「市松人形」

雛人形は母方から

市松人形は父方から

そんないわれがあります。

ご親戚からのお祝いとして、人気があります。かわいいお顔、かわいい着物を着た、市松人形をプレゼントされると大変喜ばれます。

初節句を迎えるにあたり、お雛様に添えてあげてください。

最近の市松人形はおかっぱ頭だけではありません。

(当然、おかっぱ頭の市松人形もございます)

髪の毛のアップにした可愛らしいものが人気です。

お着物も有松絞りや京都の友禅などおしゃれなものもあります。

元賀章介 特選市松人形

嫁ぐ娘へ。

あなたの愛らしい子供の頃を懐かしみつつ、母の愛を込めて持たせてあげたい市松人形。

江戸の昔から今に伝わる、変わらぬ母の願いです。

行く先、幾多の淋しさや苦労に出会う時、そっと市松人形に語りかけて…。

あなたを見守る母の声が聞こえてきます。

一流の人形師 元賀章介

本正絹の着物を本当の人間が着るように仕立てます。

手縫いの着物は、暖かみもあり、風合いもよく仕上がります。(着せ替えが出来ます)

また、帯や帯揚げなども、実物を縮小してちゃんと作られています。

吉祥の文様なども描かれた、着物は豪華です。

愛らしいお顔も特徴です。

黒髪の美しさは最高級品の証です。

人形の石川 特選市松人形

別織り京友禅

この市松人形のために特別に着物を織っていただき、仕立、着せました。

発色のよさは、本正絹ならでは。

藤の花、菊、桜など、ふんだんに花柄を友禅で表現。

帯紐も京都の組紐で細部まで手抜きなく、作られた市松人形です。

総絞り

総鹿の子絞りのお着物です。

贅沢にジュエリーも付いています。

定番の赤のお着物。女の子の晴れ着。

赤の色も上品な色に仕上げました。

京友禅

グラデーションをかけた京友禅です。

綺麗なグラデーションが出来るまでに、時間と手間が大変かかっています。

また、染めも難しく、職人の技がここに詰まっています。