桃の節句
節句は昔は「節供」と書きました。
家族供に食事をし、家族供にお祝いをするのが
お節供でした。
家族みんなでお祝いをし、一家団欒の意味合いがありました。
そして、お雛様も
供にお飾りをしました。
最近、こんなお客様が増えています。
「飾るのも片付けるのも面倒なので、ガラスケースに入っているものがいい」
ガラスケースに入っているものがいいといわれるのは分かりますが、
「飾るのも片付けるのも面倒なので」はお子さんにその気持ちが伝わるのでいかがなものかと思います。
お雛様にまつわるお話で
「早くしまわないとお嫁に行くのが遅くなる」
そんなお話を誰もが聞いたことがあるとはずです。
これは、お母さんのしつけに対する戒めです。
「お雛様をいつまでもだらだらと飾ってある家柄では、しっかりとしたしつけがされていない。
だらだらした子に育っているので、お嫁の貰い手がない。だからお嫁に行くのが遅くなる。」
このことから、単にお嫁に行くのが遅くなると伝わったのです。
節供は家族団欒を表し、お雛様はお母さんのしつけでもあるのです。
すなわち、「飾るのも片付けるのも面倒なので」というと
そういう子に育ってほしいと言っているようなものなのです。
お雛様はお母さんとお子さん、そして、家族みんなでお飾りし、
春を迎える桃の節句を楽しんでほしいですね。
「ブログ書き込み 日本一の節句人形専門店」
「心のこもった雛人形を」
人形の石川 四代目
ホームページ
SECRET: 0
PASS:
とても興味深い内容で とても勉強になりました!
ありがとうございます!
日本の伝統や文化は これからも大切に伝えていきたいですよね(^^)
これからも blog楽しみにしています☆
SECRET: 0
PASS:
>書道家 爽秀さん
コメントありがとうございます。
書のブログ楽しみです。
日本の伝統ですね。
お店にもお恥ずかしいですが、自分の書を飾ってあります。書について勉強させていただきます。
四代目