桃の節句

節句は昔は「節供」と書きました。

家族供に食事をし、家族供にお祝いをするのが

お節供でした。

家族みんなでお祝いをし、一家団欒の意味合いがありました。

そして、お雛様も

供にお飾りをしました。

最近、こんなお客様が増えています。

「飾るのも片付けるのも面倒なので、ガラスケースに入っているものがいい」

ガラスケースに入っているものがいいといわれるのは分かりますが、

「飾るのも片付けるのも面倒なので」はお子さんにその気持ちが伝わるのでいかがなものかと思います。

お雛様にまつわるお話で

「早くしまわないとお嫁に行くのが遅くなる」

そんなお話を誰もが聞いたことがあるとはずです。

これは、お母さんのしつけに対する戒めです。

「お雛様をいつまでもだらだらと飾ってある家柄では、しっかりとしたしつけがされていない。

 だらだらした子に育っているので、お嫁の貰い手がない。だからお嫁に行くのが遅くなる。」

このことから、単にお嫁に行くのが遅くなると伝わったのです。

節供は家族団欒を表し、お雛様はお母さんのしつけでもあるのです。

すなわち、「飾るのも片付けるのも面倒なので」というと

そういう子に育ってほしいと言っているようなものなのです。

お雛様はお母さんとお子さん、そして、家族みんなでお飾りし、

春を迎える桃の節句を楽しんでほしいですね。

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人形の石川 四代目

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