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今日は昨日の続きの三段飾りについて書かせて頂きます。

昨日は七段飾りでした。

実は歴史的には3段飾りの方が古くからあるようです。

一番上は男雛、女雛。ご良縁を意味し、

結婚式の様子です。天皇皇后両陛下がモデルと言われています。

日本で一番おめでたい両陛下の結婚にちなんでいるようです。

2段目は三人官女。昨日の七段飾りと同じで、

お二人の結婚が整いますようにと、巫女さんと同じ意味です。

両側の立っている官女さんは若い官女さんで眉があります。

真ん中の座っている官女さんは既婚者で眉がありません。

立っている官女さんの口は阿吽になっています。

七段飾りの随身さんと同じで、全てをお守りする意味です。

3段目、桜橘。

京都御所、平安神宮に飾られているものと同じ位置になります。

左近の桜、右近の橘。

桜は神様が宿る木。橘は柑橘類の実をつけることから毒消しの意味。

そして、お籠と御所車にお重箱。

お重箱は結婚式の食べ物を入れます。

お籠や御所車に比べてお重箱が大きいですね。

これは将来、食に困らないように。そんな願いからです。

赤い毛氈。今ではレッドカーペット。

高貴な方の通り道と魔除けの赤です。

菱餅の形、色、丸餅、繧繝縁、屏風などまだまだたくさん書きたいことがありますが、ここまでにいたします。

それぞれちゃんと意味があるのです。

 

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